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プレスリリース

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2014.06.03

プリント

位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework」がAndroidに対応

- 6月16日から評価キットを提供開始 -

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」にAndroid OS対応機能を拡充し、AndroidおよびiOSの両OSに対応した最新バージョンを7月2日(水)より提供開始いたします。なお、これに先立ち、標準機能やサービスをお試しいただける「評価キット」を6月16日(月)より提供開始いたします。

「ABF」は、BLE※1搭載のBeacon※2、スマートフォン向けアプリケーション、Beaconクラウド管理システムをワンストップで提供することにより、事業者のO2O※3 サービス等の開発を大幅に迅速化し、運用を効率化する位置連動型コンテンツ配信ソリューションです。既に、iBeacon※4に対応したiOS対応版を今年の2月より提供開始しており、この度、Androidにも対応したことで、事業者は、スマートフォンユーザを対象にした大々的なサービスやプロモーションでの利用が可能となりました。

【評価キットの概要】
ご提供物:Beacon10台
  • Beaconクラウド管理システム(PC画面で閲覧)
    PC画面にて数千個といった数のBeacon電池残量なども一目で確認できます。
  • スマートフォン向けリファレンスアプリケーション
  • コンテンツ制作ツール(PC画面にて作成・配信)
  • 対応OS:  iOS 7およびAndroid4.4以降
    期間: 3ヶ月間ご利用いただけます。
    ※価格およびお見積り等のお問い合せ先(営業):https://www.access-company.com/contactus/

「ACCESS Beacon Framework(ABF)」について
「ABF」では、お申込みいただくと、Beacon(ケース付き、日本製)に加えて、ポイントカード、スタンプラリーなど10種類以上のアプリケーションが予め標準で実装された開発キット(SDK)、Beaconクラウド管理画面やコンテンツ制作ツール、クラウドサーバ機能が提供されます。既存アプリケーションへの組み込みやBeacon対応の新サービスの開発が容易になるだけでなく、導入後も、従量課金のASPサービスとして提供されますので、手間のかかるサーバ運用・管理にリソースを割く必要はありません。事業者は、本来の目的である、ユーザの位置情報に連動した画期的なO2Oサービスやプロモーション施策の開発や提供に注力することが可能となります。
※既存アプリケーションへの組み込みや新アプリケーション開発は、オプションとして受託開発でも対応します。

なお、「ABF」のBeaconは、Nordic Semiconductor社のSoC(System on Chip)を実装しています。Bluetooth SIG※5にてBluetooth 正規設計 (QDID) ※6、並びに国内外の電波法認証(日本・FCC※7・CE※8)を取得していますので、複雑で難解な認証テストの必要はなく、お申し込みと同時に電波法に遵守した開発が可能です。また「iBeacon ライセンスプログラム」の認証も取得しています。

「ABF」はGPS(オプション)にも対応しており、年内にはアジアをはじめとする海外への展開も予定しています。

Beacon全体像_rev7

「ABF」に関する詳細は、https://www.access-company.com/products/cloud/a-beacon/をご覧ください。

  1. BLE(Bluetooth Low Energy) とは、低消費電力の近距離無線通信技術です。
  2. 株式会社Braveridge(ブレイブリッジ)製を採用しています。
  3. O2O(Online to Offline)とは、実店舗での購入につなげるために、ネットで行う販売促進活動。
  4. iOS 7の標準BLE機能です。
  5. Bluetooth SIG (Special Interest Group)は、Bluetooth規格の策定や認証などを行うBluetooth無線技術推進のための業界団体です。
  6. QDID (Qualified Design Identification)はBluetooth無線技術を正規設計で実装している製品に対してBluetooth SIGが供与する識別コードです。
  7. FCC(Federal Communications Commission)とは、米国の連邦通信委員会。
  8. CE(Communaute Europeenne仏語)とは、欧州域内で自由に商品の流通・販売を行うための共通の安全認証。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • Android、Google Glassは、Google Inc.の商標または登録商標です。
  • Passbookは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iBeaconはApple Inc.の商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。