株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏伸哉、以下ACCESS)は、同社の電子出版プラットフォーム「PUBLUS® (パブラス)」が、株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤辰男、以下KADOKAWA)の、多言語、マルチデバイス対応の新ウェブコミックサービスComicWalker(コミックウォーカー)に採用された旨を発表しました。本サービスは、3月22日より、PCおよびiOS/Android 搭載スマートフォンやタブレットを対象に提供開始されました。なお、スマートフォン/タブレット向けアプリは、国内および海外からダウンロードが可能です。
「PUBLUS」は、電子書籍ビューワや、コンテンツ配信システム、売上管理システムなど、端末からサーバシステムまでを包括的にサポートする電子出版プラットフォームです。アプリとブラウザの両方で可能なハイブリッド型配信システムにより、サービス事業者は、効率よく、端末の利用環境に制約されない、自由で快適な読書環境を構築し提供することが出来ます。「PUBLUS」は国内外の大手出版社、電子書籍サービス事業者などに多数採用されています。
この度のComicWalkerでは、KADOKAWAの機能追加要望を受けて、ACCESSは、「PUBLUS」の標準機能をベースに多言語対応機能をはじめとする独自機能を開発し、提供いたしました。ワンクリックでコミック閲覧用言語を日本語・英語・中国語(繁体字)の3言語のいずれかに切替える機能や、メニューの言語が端末の言語設定に連動して自動で切り替わる機能を拡張しました※1。本ウェブコミックサービスにより、KADOKAWAは、同社作品を世界に発信するとともに、海賊版への対抗策としての効果も見込んでいます。今後、その他の言語への対応要望もあり、検討を進めています。
新ウェブコミックサービスComicWalkerでは、KADOKAWAが発行する23種類のマンガ雑誌とWebマガジンからセレクトされた連載中の150作品と、ComicWalkerの完全オリジナル50作品、計200作品が掲載され、すべて無料で読むことができます。上記、多言語対応作品も40作品が予定されています。掲載される作品の中には、雑誌掲載時はモノクロだったものを最新の彩色技術でフルカラー化した作品も配信されます。フルカラー化の第一弾として、生誕35周年を迎える機動戦士ガンダムの公式コミカライズ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」と、新劇場版でも話題の「新世紀エヴァンゲリオン」が、22日より提供開始されました。
また、ComicWalkerはスマートフォン/タブレット(iOS/Android対応)、PC、いずれの端末でも利用可能ですので、ユーザーは、同一のアカウントで、さまざまな端末から作品が閲覧でき、端末を変更した際にも、そのまま同一のアカウントで利用できます。ComicWalker(コミックウォーカー)
※上記は、すべてイメージ図です。
ACCESSは、引き続き、「PUBLUS」をベースに、KADOKAWAをはじめとする国内外の出版社の優れたコンテンツを世界中の人々にお届けするサポートをして参ります。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。