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プレスリリース

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2013.09.30

プリント

ACCESS、EPUBコンテンツをクラウド上でレンダリングする画期的なシステム「PUBLUS Cloud Renderer」を開発、提供開始

― 大手電子書籍ストア「eBookJapan」に採用 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、EPUB対応の電子書籍コンテンツをクラウド上でレンダリングし、多様なフォーマットでの閲覧を可能とするシステム「PUBLUS Cloud Renderer(パブラス・クラウドレンダラー)」を開発し、提供を開始いたしました。

「PUBLUS Cloud Renderer」は、アプリケーション版EPUBビューワ「NetFront® BookReader v1.0 EPUB Edition」のレンダリング機能を、クラウド環境で実現する画期的なシステムです。従来、端末側で行っていたレンダリング処理をクラウドサーバ側で行うため、端末側のCPUやメモリの負荷を大きく軽減することが可能になりました。

レンダリング処理されたEPUBコンテンツは、PDFやJPEG画像、事業者独自のフォーマットなど様々な形式に変換できるため、電子書籍ストア事業者は、柔軟性が高い配信システムを、短期間かつ低コストで構築出来るようになります。

ACCESSでは「PUBLUS Cloud Renderer」をASPサービスとして展開するとともに、電子書籍ストア事業者などのサーバや、入稿システムに組み込むためのモジュール製品としても展開してまいります。第一弾として、本サービスは、株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小出 斉)が運営する電子書籍ストア「eBookJapan」に採用され、9月27日より、「eBookJapan」のユーザーにむけて提供開始されました。

コミックを中心に15万6千冊以上(2013年9月25日時点)の作品を取り揃え、独自の電子書籍フォーマットを採用している「eBookJapan」では、「PUBLUS Cloud Renderer」の導入により、既存の専用ブックリーダーを大幅に変更することなく、Windows、Mac、iPhone、iPad、Androidの各プラットフォームにおいて、リフロー型のEPUBコンテンツの配信サービスを開始する事が可能になりました。また「eBookJapan」では、リフロー型のEPUBフォーマットの配信に対応する事で、コミック以外のコンテンツのラインナップ拡充をスピードアップしていく事が可能となります。

また、「PUBLUS Cloud Renderer」は、電子書籍ストア事業者だけでなく、パンフレットやカタログ、社内文書などを管理・共有・閲覧するための法人向けドキュメント共有サービスや、教育向けコンテンツの配信サービスといった分野においても、新たな需要を喚起できると考えております。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、PUBLUSは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • iPhone、iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。