~ グリーンロードモータース製の電気自動車(EV)に提供 ~
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏伸哉、以下ACCESS)は、本日、車載向けサウンド制作・再生システム「ACCESS™ EVSound」を開発し、グリーンロードモータース株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:小間 裕康、英名:Green Lord Motors Co., LTD、以下GLM)の電気自動車(EV)「新トミーカイラ・モデル」に提供することで合意したことを発表しました。大阪に4月26日(金)に新たにオープンする展示施設、ナレッジキャピタル(大阪府大阪市)のアクティブラボ展示スペース「みんなでつくる『世界一』!」内のGLMショールームにて、「ACCESS EVSound」の展示を予定しています。
「ACCESS EVSound」は、電気自動車(EV)の走行音をPC上で制作・編集し、クラウドを介して車載装置へ送信し、車両内で再生するシステムです。自動車メーカや車載機器メーカを対象に、今夏より、販売を開始する予定です。ACCESSのモバイルソフトウェアおよびクラウドコンピューティング技術を、CANバス(車内LAN)と連携させて実現しています。「ACCESS EVSound」により予め制作・設定されたサウンドは、モーター回転数などCANバスからの車両情報に連動して再生されますので、ドライバーはEV車を運転中に走行スピードに合わせて流れるサウンドを楽しむことが可能となります。
GLMは、持続可能な「カーボンゼロ社会」「循環型社会」の実現を目指した、京都大学発の電気自動車の開発・販売プロジェクトを発端としています。環境対応自動車の早期普及を目的とし、複数の提携企業の協力のもと、ファブレスモデルによる市販車の開発製造を行っています。GLMは、日本初のピュアスポーツカーであり、幻のスポーツカーと言われるトミーカイラ・モデルに最新技術を吹き込み、現代に蘇らせるプロジェクトを推進しています。ACCESSは同プロジェクトに賛同し、新トミーカイラ・モデルに「ACCESS EVSound」を提供いたします。GLMおよびトミーカイラに関する詳細は、http://greenlordmotors.co.jpをご覧ください。
「ACCESS EVSound」では、PC上のオーサリングツールで制作した走行音のデータファイルは、クラウド、さらにはスマートフォンなど端末経由のモバイル通信を介して、車両内の再生用オーディオ機器へと送信されます。運転中、車両内の電子制御ユニットから集められるアクセルやモーター回転数などのデータはCANバスを通じてオーディオ機器へと送られ、同データを基に予め設定されているサウンドのデータファイルが再生されます。また、CANバスから吸上げられたアクセルやモーター回転数などの車両データは、モバイル通信を介してクラウド上にビッグデータとして蓄積することが可能ですので、メーカは新車の開発や会員向けのサービスなどに活用することができます。
「ACCESS EVSound」の主な特長は、以下の通りです。
ナレッジキャピタルに関する詳細は、http://www.grandfront-osaka.jp/をご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。