株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は、Android™搭載スマートフォン向けコミュニケーション・プラットフォーム、「NetFront® Communicator」を開発し、本日より、国内外の通信事業者や端末メーカー向けに提供開始します。また本製品は「NetFront® Communicator for KDDI」として、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下KDDI)が提供するAndroid™搭載スマートフォン向けの「KDDI Eメール(~@ezweb.ne.jp)」アプリケーションに採用されました。
「NetFront Communicator」は、優れたユーザーインターフェース(UI)やパワフルなメール検索機能などのメーラーの基本機能に加えて、毎日使う身近なメールをコミュニケーションの中心とし、機能追加やコンテンツ配信などのサービス拡張を容易に実現することをめざすコミュニケーション・プラットフォームです。例えば、拡張インターフェースにより、SNS(Social Networking Service)やデコレーションメールといった、よりリッチなコミュニケーション環境を構築することが可能となります。コンテンツプロバイダー(CP)は、自社コンテンツを本PFに提供することにより、世界的に急成長するスマートフォン市場参入への足掛りとなります。
ACCESSは、この度、本製品をカスタマイズして、Android™搭載スマートフォンに「NetFront Communicator for KDDI」として提供開始いたしました。ACCESSは、これまでau携帯電話向けにメーラー機能を提供しており、こうした実績および信頼性が評価され、この度の採用にいたりました。本アプリは、発売中の「Xperia™ acro IS11S」(ソニー・エリクソン製)には本日より、「HTC EVO WiMAX ISW11HT」(HTC製)には9月22日より、提供開始いたします。今後順次対応機種を拡大していく予定です。
「NetFront Communicator」の主な特長は以下の通りです。
※KDDIで採用されている「NetFront Communicator for KDDI」の機能・仕様についてはKDDIの公開情報をご確認下さい。
ACCESS 代表取締役社長 兼 最高経営責任者、鎌田 富久は、
「この10年で、携帯電話でのメールの利用は飛躍的に広がり、日本の1つの文化にまでなっています。多様なスマートフォン端末が市場に出荷される中、メールの使い勝手や機能に不満を持っているユーザーは多いのではないでしょうか。この課題に対するACCESSからのソリューションが、『NetFront Communicator』です。日本には、高機能携帯で培われた、デコレーションメールや、使い勝手の良いユーザインターフェースなど、ユーザーの心を掴む優れたサービスが存在します。ACCESSは、『NetFront Communicator』をさまざまなアイデアを持ち寄れる1つのプラットフォームとして、通信事業者や、端末メーカー、コンテンツプロバイダーと協力して、さらなる技術革新と新たなサービスの開発を推進してまいります。」と述べています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。全世界で累計10億台の搭載実績を誇る、組み込み向けソフトウェア「NetFront®」シリーズをはじめ、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカー顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。「NetFront」で培った技術をベースに、スマートフォン・タブレット向けアプリシリーズ「NetFront® Life」シリーズを開発し、エンドユーザー向けに提供しています。また、2008年より展開している電子書籍ビジネスをさらに拡大し、2011年4月には、クロスメディア対応の電子出版プラットフォーム「ACCESS™ Digital Publishing Ecosystem」を市場投入し、事業社の電子出版ビジネスを包括的に支援しています。2001年より東証マザーズにて株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。ACCESSに関する詳細はhttps://www.access-company.com/をご覧ください。NetFront Lifeに関する詳細は、http://jp.netfrontlife.comをご覧ください。
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