株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)とデジタルTV向けミドルウェアのプロバイダである、Ocean Blue Software Ltd.(本社:イギリス、CEO:Kenneth Helps、以下Ocean Blue)は、本日、家電連携やインターネット対応機能を強化する、最先端のTV向けミドルウェアソリューションを共同で提供していく旨を発表しました。
ACCESSはこれまで、家電間の連携を可能とする国際規格であるDLNA※1(Digital Living Network Alliance)準拠のマルチメディアホームネットワークソリューション、「NetFront® Living Connect」や、放送と通信を融合する欧州の規格であるHbbTV対応のブラウザ「NetFront® DTV Profile HbbTV Edition」をはじめ、数多くの革新的なソリューションを開発し、市場投入してきました。主力製品シリーズである「NetFront®」の累計搭載台数は、現在、全世界で累計10億台を突破しています。
このたび両社は、ACCESSの組込み機器向けソフトウェアにおける高い技術と実績を、TVのマルチメディア機能を大きく向上させるOcean Blueのミドルウェア技術と組合わせて提供します。これにより、家電メーカーや放送関連企業がホームネットワーク対応TVに求める幅広いニーズに対して全面的に応えることが可能になります。
また、ACCESSとOcean Blueは協業を通じてお互いのソリューションの価値を高めると共に、視聴者にとって画期的なTVの利用環境を実現することを目指します。
テレビ分野におけるACCESSの取り組みについて
ACCESSは、見逃し視聴サービスなど多彩なインターネットサービスへの市場ニーズに応えるべく、グローバル市場や特定地域のテレビ規格に対応した幅広い製品を取り揃え、放送局、通信事業者、メーカー向けに提供しています。例えば、欧州向けには、BBC iPlayerやHbbTVサービスをサポートするために機能拡張された「NetFront® Browser」を提供しています。さらに、家電間のシームレスな連携を実現するDLNA対応のソフトウェアも提供しています。
■Ocean Blue Software Ltd.について
Ocean Blue Softwareは、デジタルTV製品向けにグローバル規模のソフトウェアソリューションの開発、販売、サポートを行う企業です。DTB-T2、MHEG HD、HbbTV、ホームネットワーク対応TV、インターネットTV、Freeview対応ソフトウェア製品、CI Plus、Talking TV技術などに向けてミドルウェアを提供しています。イギリスのブリストルに本社を置き、香港と韓国にオフィスを有しています。Ocean Blueのソフトウェア製品は、国際的なデジタル放送基準であるDVBとDTGに忠実に対応しており、優れた利便性、操作性を特長としています。Ocean Blueに関する詳細は、http://oceanbluesoftware.comをご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。全世界で累計10億台の搭載実績を誇る、組み込み向けソフトウェア「NetFront®」シリーズをはじめ、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカー顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。「NetFront」で培った技術をベースに、スマートフォン・タブレット向けアプリシリーズ「NetFront® Life」シリーズを開発し、エンドユーザー向けに提供しています。また、2008年より展開している電子書籍ビジネスをさらに拡大し、2011年4月には、クロスメディア対応の電子出版プラットフォーム「ACCESS™ Digital Publishing Ecosystem」を市場投入し、事業社の電子出版ビジネスを包括的に支援しています。2001年より東証マザーズにて株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。ACCESSに関する詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。NetFront Lifeに関する詳細は、http://jp.netfrontlife.comをご覧ください。
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