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プレスリリース

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2010.09.21

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IP InfusionとTail-f Systems、最先端のネットワークプロトコル向けマネジメントソリューション分野において提携

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)の米国子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:楢崎 浩一、以下IPI)とTail-f Systems(本社:スウェーデン・ストックホルム、CEO:Håkan Millroth)は、最先端のネットワークプロトコル向けマネジメントソリューション分野において提携する旨を発表しました。両社は、今後、両社製品の統合や営業・販促活動において協力することにより、通信機器メーカーの最先端のネットワークソリューションの開発を支援していきます。

第一弾として、IPIは、同社の通信機器向けミドルウェア「ZebOS®」にTail-f Systemsのネットワーク管理用ソフトウェア「ConfD」を統合し、通信機器メーカーにライセンス供与していきます。「ConfD」は、ネットワークコンポーネントに常駐するソフトウェアで、各コンポーネントを管理する上位システムとのインターフェースとして、NETCONF※1、SNMP※2、コマンドライン、Webインターフェースをサポートしています。同ソフトウェアと「ZebOS」が統合されることにより、これらの複数の管理用インターフェースを有するキャリアクラスのマネジメントシステムを提供します。

IPI 営業統括バイスプレジデント Shane Rigbyは、
「ますます多くの通信機器メーカーのお客様が、より堅牢な管理機能や最新技術へのサポートを必要とされています。Tail-f Systemsとの提携により、これらの機能を迅速に提供できるようになりました」と述べています。

IPIの「ZebOS」は、拡張性が高く堅牢で、標準規格に準拠したスイッチングや、ルーティング、データセンタブリッジ技術を可能とするソフトウェアです。同ソフトウェアにより、通信機器メーカーは、新たに導入する機器だけでなく、既存の機器にもネットワーク性能を迅速に追加できるようになります。今後、業界標準のNETCONFやコマンドライン、Webインターフェースといった管理インターフェースを必要とする通信機器メーカーは、これらの機能に対応した最先端のネットワークプロトコル向けマネジメントソリューションとして、「ConfD」と統合された「ZebOS」を選択することが可能になります。

Tali-f Systems 最高執行責任者(COO) Carl Mobergは、
「通信機器メーカーは、新技術の導入に際して、リスクを低減しつつ、市場投入までの期間を短縮することを常に目指しています。IPIとの提携により、単一のキャリアクラスのマネジメントシステムで管理される、多彩で高度な通信機器向けソフトウェアを提供できるようになります」と、述べています。

  1. NETCONF(Network Configuration Protocolは、IETFで策定されているマネージメントのためのプロトコルです。
  2. SNMP( Simple Network Management Protocol)は、ネットワーク機器を監視・制御するための通信方法を定めるプロトコルです。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術をベースとした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。携帯端末・情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」や、携帯端末向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」、通信インフラ機器向けプラットフォーム「ZebOS®」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカ顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。また2008年より出版プラットフォームビジネスを展開し、携帯端末向け電子出版物販売サイトの運営や出版物の電子化サービスなど、アプリケーション上で動作する魅力的なサービスの拡充に注力しています。2001年には東証マザーズに株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

■IP Infusion について
IP Infusionは、通信事業者および通信機器メーカーの次世代ネットワーク(NGN)構築を支援する、先進のソフトウェア開発プラットフォームを提供しています。独自のモジュール型アーキテクチャと、業界で最も広範なサービス・プロトコルのスイートにより、IP Infusionは、世界有数の通信事業者および通信機器メーカの製品の差別化と迅速な製品の市場投入を支援しています。IP Infusionは、1999年に米国デラウェア州で設立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠地としています。IP InfusionはACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。詳細は、www.ipinfusion.comをご覧ください。

■Tail-f Systemsについて
Tail-f Systemsは、スウェーデン・ストックホルムを本拠とする、通信機器メーカー向けコンフィギュレーション管理ソフトウェアのリーディング企業です。世界最大の通信機器メーカー10社のうち6社を顧客に有しています。Tail-f Systemsの技術を採用することにより、ユーザは市場投入期間を大幅に短縮し、NETCONF、CLI、WebおよびSNMPインターフェースの導入により利益を享受することができます。詳細は、http://www.tail-f.com/ をご覧ください

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  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Linux Platformは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • IP InfusionおよびZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • The registered trademark LINUX® is used pursuant to a sublicense from Linux Mark Institute, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。