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プレスリリース

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2006.02.08

プリント

ACCESSのNetFront® v3.3 ブラウザがソニー・エリクソンのウォークマン携帯4機種に搭載

― 市場が求めるより高度なマルチメディア端末の実現に向け、ACCESS製品の採用が加速 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)、このたび、携帯端末の高機能化を実現する先進のブラウザテクノロジが市場で求められている中、NetFront® v3.3 ブラウザがソニー・エリクソン社のマルチメディアウォークマン携帯の最新4機種に搭載されことを発表いたします。NetFrontは最新のW810 クワッドバンド EDGEフォン、およびウォークマン携帯ファミリーでは初めての第3世代(UTMS)携帯であるW900と、ウォークマン携帯の廉価版であるW550とW600の2機種に搭載されています。

ACCESS代表取締役社長 兼 CEO 荒川 亨は、
「ソニー・エリクソン社のウォークマン携帯のような高度なマルチメディア携帯端末は、NetFrontの強力なインターネットフルブラウジング機能の長所を生かすようにデザインされており、NetFrontの先進的アーキテクチャは現在および将来にわたる市場の要求にも応えられるように構築されています。携帯電話業界に絶えず新たな技術と価値をもたらす、トップクラスのグローバル携帯端末パートナーと提携することによって、われわれはエンドユーザにこれ以上はないほどリッチなモバイルインターネットブラウジング体験を提供することができます」と述べています。

テレコム・ソフトウェア コンサルティング会社(英国) Ovumのアナリスト、Tony Cripps氏は、
「携帯端末でのフルブラウジングは端末の可能性を拡大するための鍵となる機能ですが、マスマーケット向けの端末上でこの機能を十分に実現するソフトウェア会社はこれまでほとんどありませんでした。携帯端末でのフルブラウジングが可能になった今、フルインターネットを備えた携帯端末へのトレンドは急速に拡大して今後数年の間に主流になると私達は予測しています」と述べています。

ソニー・エリクソン社のプロダクトマーケティング責任者、Steve Walker氏は、
「わが社のウォークマン携帯は、移動中に1台の端末から高品質な音楽、インターネットブラウザ、カメラ、ビデオ、ゲーム、および電話機能を提供できる点が他にはない特長です。NetFrontは、Webページの自動フォーマットや、ファイルおよびブックマークの作成、RSSフィードのサポートなどの機能を持ち、当社のマルチメディアウォークマンにとって素晴らしい選択となりました」と述べています。

ACCESSのNetFrontは世界中の主要な携帯端末メーカおよび携帯事業者に選ばれています。NetFrontは数多くの携帯端末に組み込まれ、モバイルインターネットブラウジングを向上させる多くのユニークな機能を持っています。そのようなユニークな技術の1つとして、Webページの表示速度を大幅に加速する洗練されたレンダリング技術「Rapid-Render®」があります。もう1つは、Smart-Fit Rendering®と呼ばれる技術で、携帯端末画面のスクリーン幅に合わせて自動的にWebページのレンダリングを実行します。これによりユーザは画面を横スクロールさせる必要がありません。さらにACCESSは、World Wide Web Consortium(W3C)、Open Mobile Alliance(OMA)、CDMA Development Group(CDG)などのインターネット統合標準化団体において多大な貢献を行ってきました。NetFrontはOMA Browsing 2.2仕様、WML、HTML 4.01、cHTML標準規格をサポートしています。

ウォークマン W810 クワッドバンド EDGEフォンは、ウォークマンブランドのミュージックフォンに追加された最新機種であり、2006年第1四半期に世界的に出荷を開始する予定です。ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋および南北アメリカ向けにはW810i、中国向けにはW810cが出荷されます。各種マルチメディア(音楽、ビデオ、画像)の超高速無線ダウンロードを提供するウォークマン W900では、現在、ヨーロッパ、中東、APACおよびアフリカ向けにW900i、中国向けには間もなく始まる3Gサービスに対応するW900cバージョンが出荷されています。手ごろな価格帯のウォークマン W550は、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋マーケット向けのW550iと、中国向けのW550cの2モデルがあります。ウォークマン W600i マルチメディア携帯は、現在、南北アメリカに出荷されています。この機種は、デジタル音楽のリスニングや、画像やビデオのキャプチャ、インターネットや電子メールへのアクセス中などでも電話の呼び出しに応答することができます。

■NetFront ブラウザについて
NetFrontブラウザは、現在、全世界の主要なインターネット機器メーカから発売されている情報家電端末720機種、2億万台以上(2005年11月末現在)に搭載されています。これには、携帯電話、PDA、デジタルテレビ、ゲーム機、および自動車のテレマティックスシステムまで、さまざまな機器があります。NetFrontは、Palm® OS、 Symbian OS、Linux OS、Microsoft® Windows® Mobile/PocketPC、およびBREW®などの携帯電話環境のソリューションを含む競合他社のブラウザよりも広範囲のオペレーティングシステムをサポートします。NetFrontブラウザテクノロジは、世界の主要なモバイルオペレータ、ソフトウェアプロバイダ、および電機メーカによって使用されています。これらのメーカには、Adobe、Alpine、Amoi、AT&T Wireless、カシオ、エプソン、日立、Hutchinson 3G Group、IBM、日本無線、KDDI、NEC、NTT DoCoMo、三菱、palmOne、PalmSource、Samsung、三洋、シャープ、ソニー、Telcel Venezuela、TCL、東芝、UTStarcomなどが含まれ、その他多くのメーカが使用しています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末に搭載されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • ACCESS、NetFront、Smart-Fit Rendering、Rapid-Renderは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
  • "ウォークマン"およびそのロゴは、ソニー株式会社の日本国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。