MENU

プレスリリース

プレスリリース
2005.09.27

プリント

ACCESS、新製品の「NetFront® Document Viewer」で全世界のモバイルユーザにMicrosoft® Office文書の閲覧環境を提供

― ウィルコムから発売予定の三洋電機製PHSおよび日本無線製PHSにフルブラウザ、JAVA、メール、Adobe PDF閲覧機能とともに搭載 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、Word、Excel®、およびPowerPoint®等のMicrosoft Officeで作成された文書が、「NetFront® Document Viewer」により、携帯電話で表示可能になることを発表します。「NetFront Document Viewer」は、Microsoft Office 97以降のバージョンで作成された文書に対応し、モバイルユーザは文書の拡大機能と回転機能を使用することができます。「NetFront Document Viewer」は、頻繁にMicrosoft Office文書を使用するユーザのニーズを満たしたい携帯端末製造メーカおよび携帯電話事業者にとって、理想的な製品です。

「NetFront Document Viewer」は、Naraworksが開発した実績のあるテクノロジを基盤として独立した製品として提供されるほか、ACCESSの包括的な携帯電話向けソフトウェアスイート「NetFront Mobile Client Suite (NMCS)」のコンポーネントとしても提供されます。「Document Viewer」の搭載により、ユーザは、Word、Excel、PowerPoint等がメールに添付されている場合でも、直接添付ファイルを開くことが可能になります。

「NetFront Document Viewer」は、株式会社ウィルコムから11月下旬に発売される三洋電機製のPHS WX310SA、および来年1月中旬に発売予定の日本無線(JRC)製のPHS WX310Jに、「NetFront Mobile Client Suite (NMCS)」のコンポーネントの一つとして搭載されます。さらに、WX310SAおよびWX310Jには、ACCESS社とアドビ システムズ社の共同開発による「Adobe® Reader LE」ソフトウェアも搭載されているため、携帯電話でAdobe PDFドキュメントを表示するための最高のソリューションを実現します。

株式会社ACCESS代表取締役社長 兼 CEO荒川 亨は
「ACCESSは世界中の数百万人のモバイルユーザに向け、NetFront Document ViewerおよびNetFrontとAdobe Reader LEの統合サポートによって、最もよく使用されているPCドキュメントフォーマットへの強力なモバイルソリューションを開発しました。我々は、世界中の携帯電話事業者と携帯電話ユーザにMicrosoft Office文書の完全表示サポートを提供できることを嬉しく思います」と述べています。

数々の受賞暦を誇るACCESS社の「NetFront」は、世界中で高性能かつ定評のあるブラウザの一つとして広く認知されています。「NetFront」は、OMA Browsing 2.2、WML、HTML 4.01、およびcHTMLに標準準拠し、包括的な機能を提供します。さらに、「Rapid-Render®」というWebページを段階的に表示することでページの表示速度を大幅に向上させる機能や「Smart-Fit Rendering®」というモバイル機器のスクリーン幅に合わせてウェブページ全体を表示させ、上下スクロールのみで閲覧できる独自の機能を備えています。「NetFront」は、商用の3Gモバイルサービス(W-CDMA)に展開された世界初のブラウザであり、現在世界の主要な携帯端末製造メーカや携帯電話事業者に採用されています。また、「NetFront」は、Adobe Reader LEを介してAdobe PDFファイルへの統合サポートを提供する、世界初のブラウザソフトです。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末に搭載されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

■NetFront ブラウザについて
NetFrontブラウザは、現在、全世界の主要なインターネット機器メーカから発売されている情報家電端末650機種、1億9,5000万台以上(2005年6月末現在)に搭載されています。これには、携帯電話、PDA、デジタルテレビ、ゲーム機、および自動車のテレマティックスシステムまで、さまざまな機器があります。NetFrontは、Palm® OS、 Symbian OS、Linux OS、Microsoft® Windows® Mobile/PocketPC、およびBREW®などの携帯電話環境のソリューションを含む競合他社のブラウザよりも広範囲のオペレーティングシステムをサポートします。NetFrontブラウザテクノロジは、世界の主要なモバイルオペレータ、ソフトウェアプロバイダ、および電機メーカによって使用されています。これらのメーカには、Adobe、Alpine、Amoi、AT&T Wireless、カシオ、エプソン、日立、Hutchinson 3G Group、IBM、日本無線、KDDI、NEC、NTT DoCoMo、三菱、palmOne、PalmSource、Samsung、三洋、シャープ、ソニー、Telcel Venezuela、TCL、東芝、UTStarcomなどが含まれ、その他多くのメーカが使用しています。

■NetFront Mobile Client Suiteについて
ACCESSの NetFront Mobile Clientは、包括的で柔軟性を備えたモジュール式の多彩なソフトウェアスイートソリューションです。これを使用することで、進化するフォンウェアカテゴリにおいて、さらに強力なレベルの効率化と機能性を実現できます。NetFront Mobile Client Suiteは、モバイル機器メーカとモバイルオペレータに対して、カスタマイズ可能なUI、ブラウザ、MMSクライアント、PIMクライアント、SyncMLクライアント、Java仮想マシンなどを含む統合ソリューションを提供します。

  • ACCESS、NetFront、Rapid-Render 、Smart-Fit Rendering は株式会社ACCESSの日本またはその他の国における商標または登録商標です。
  • AdobeおよびReaderは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における登録商標または商標です。
  • Microsoft、Excel、PowerPointは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Sun、Sun Microsystems、Javaおよび全てのJava関連の商標およびロゴは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。