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プレスリリース

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2005.05.25

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ACCESSの「NetFront® SMIL Player」および「NetFront®M-IMAP Client」がKDDIのBREW®拡張プラットフォーム「KDDI Common Platform」に採用

― 「NetFront」のアプリケーションと「KDDI Common Platform」で端末開発期間が短縮 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS社)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野寺 正、以下KDDI社)開発による携帯電話用BREW拡張プラットフォームである「KDDI Common Platform(以下KCP)」上のコア アプリケーションとして「NetFront」の2つの機能が採用されたことを発表いたします。KDDI社が提供しているEZチャンネルの閲覧機能には「NetFront SMIL Player」、さらに@メールのアプリケーションには「NetFront M-IMAP Client」の両方が採用。「KCP」は米国クアルコム社のBREW3.1.2をベースにKDDI社独自の拡張機能を組み込んだもので、携帯電話端末メーカーはこのプラットフォームを自社の端末に実装し、ACCESS社の 「NetFront SMIL Player」と「NetFront M-IMAP Client」を搭載することで、短期間でKDDI社向けの新機種の開発ができるようになります。

「NetFront SMIL Player」はW3Cが提唱しているSMIL仕様に準拠しており、テキストやイメージ、音声、動画、アニメーションなど、さまざまな形式のファイルを自由に組み合わせたマルチメディアコンテンツの再生ができます。なお、W3Cでは、ACCESS社はモバイル向けのSMIL仕様「SMIL 2.1」を共編者として策定、推進しております。 また、「NetFront M-IMAP Client」はIMAP4/SMTPのインターネットプロトコルに基づいて最適化されたメッセージソリューションです。いずれもこれまでKDDI社の携帯電話向けサービスに貢献してきましたが、携帯電話端末メーカーは上記のアプリケーション搭載の携帯電話端末が、これにより一層容易に開発できます。

ACCESS社の「NetFront」はこの他にもBREWプラットフォーム向けにブラウザやメール等数多くの製品を取り揃えており、KDDI社の「@メール」や「EZチャンネル」のアプリケーションの提供を初めとして豊富な実績があります。今回の「KCP」への実装をはじめとしたACCESS社のBREWへの対応技術は業界でも高い評価を得ています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の515機種、1億6490万台以上に搭載(2005年1月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • BREW®およびBREW®に関連する商標は、Qualcomm社の商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。