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プレスリリース

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2004.07.07

プリント

ACCESS、CDC HIを採用した情報家電向けJava実行環境『JV-Lite®2 CE Edition』リリース

~ カシオ業務用携帯情報端末『カシオペアDT-5100』に搭載 ~

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、Sun MicrosystemsのCDC HIを採用した、『JV-Lite®2 CE Edition』をリリース。
この度、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:樫尾 和雄)業務用携帯情報端末『カシオペアDT-5100』に搭載された事をお知らせいたします。

『JV-Lite®2 CE Edition』は、Sun Microsystemsが開発したバーチャルマシンの提供を受け、最新の標準Java仕様を完全サポートする、互換性の高い、高速な組み込み機器向けJava実行環境です。J2ME CDC(Java2 Platform, MicroEdition, Connected Device Configuration)に準拠するとともに、CDC HI(Connected Device Configuration,HotSpot Implementation)を採用。ダイナミックコンパイラを用いた高速化技術Java HotSpotに対応しています。組み込み・情報家電に1億台以上の搭載実績を持つNetFront®ブラウザとの組み合わせが可能で、車載端末、マルチファンクションプリンタ、ハンディターミナルなど、Consumer ElectronicsやEmbedded機器に最適な環境を提供します。
この度、『JV-Lite®2 CE Edition』が『カシオペアDT-5100』に搭載された事で、Javaベースの高速なアプリケーション利用が可能になりました。

なお、本製品を、第7回組込みシステム開発技術展 ESEC(7/7~9東京ビッグサイト)のACCESSブース(ブースNo.5-50)にて展示・デモンストレーションいたします。

■『カシオペアDT-5100』について
『カシオペアDT-5100』は、小売店の販売員がPDA感覚で携帯できるよう、無線LANやレーザースキャナなど業務に必要な機能をフル装備しながら、ハンディターミナルとは一線を画したコンパクトなボディを実現。お客様の前でバーコードを読み取って、在庫状況をすぐ確認できるなど、顧客サービス向上と店舗の業務効率化を実現できます。また、VoIPやカメラを使い、店舗内通話や画像のやりとりも行なえるスマートな端末です。
詳細は:http://www.casio.co.jp/cassiopeia/dt5100/

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントにアメリカ支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社 ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の280機種、1億2600万台以上に搭載(2004年4月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。