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プレスリリース

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2004.06.08

プリント

ACCESS、QUALCOMMのBREW®プラットフォーム向け初のフル機能ブラウザ「NetFront® for BREW」を発表

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、この度、同社の情報家電向けインターネットブラウザ「NetFront®」がQUALCOMM社のBREW®プラットフォームに対応、フル機能ブラウザ「NetFront for BREW」をリリースしたことを発表いたします。尚、本製品の発表は、6月7日から9日の間、米カリフォルニア州サンディエゴで開催されている「the BREW 2004 Developers Conference」にて行います。

NetFront for BREWはもっとも先進的なBREWプラットフォーム向けフルブラウザで、インターネットの仕様に完全準拠しているというだけでなく、通信事業者が新しいBREWサービスを開始することを可能にするのと同時に、端末メーカーの経費削減にも貢献します。NetFront for BREW により、BREWを採用している通信事業者は、ブラウザベースでのショッピングや、セキュアな環境でのアプリケーションの購買や配信、ダウンロード可能なブラウザのユーザーインターフェイススキン、OTA(Over-the-Air)での修正モジュールのアップデートなど様々な有益性が得られます。端末メーカーにとっては、移植作業の軽減やコードサイズの縮小などの利点があります。

NetFrontは、世界でもっとも利用されている組込み機器向けインターネットブラウザで、WAP 2.0、WML 1.3、HTML 4.01、cHTML、XHTML、CSS1、CSS2、Dynamic HTML、DOM、ECMAScriptやSSL v3.0 / TLS 1.0などのインターネットの最新仕様に幅広く準拠しています。また、NetFrontは、一般のWebページ(パソコン向けのホームページ)の横幅をモバイル機器の画面サイズに自動調節して閲覧に最適なレイアウトにするSmart-Fit Renderingや、モバイル機器でのWebページ閲覧に際し、Webページの表現を高速化する最新機能であるRapid-Render(現在特許出願中)を搭載しています。

QUALCOMM Internet ServicesのSenior Vice President of Marketing and Product Management、Gina Lombardi氏は
「ACCESSが、モバイルブラウジング技術で世界的なリーディングカンパニーであることはすでに証明されています。NetFront for BREWはBREWプラットフォームを使用している通信事業者には新しいサービスの可能性を、同時に端末メーカーにとってはコストの削減を可能にします。」と述べています。

ACCESSの代表取締役社長 兼 CEO 荒川亨は次のように述べています。
「私どもがいままで全世界のさまざまな顧客に対し革新的なモバイルブラウザ技術を提供してきたことで培ってきた経験が、QUALCOMM社が通信事業者に新しいブラウザベースのサービスを提供することや、BREWプラットフォームを採用している端末メーカーのより一層の販売拡大の一助になることと確信しています。」

世界中のコンテンツプロバイダーやディベロッパーはBREW対応アプリケーションやコンテンツから収益を上げており、26の端末メーカーが135機種を超えるBREW対応携帯端末を提供しています。BREWにより、米国のVerizon Wireless、ALLTEL、Cellular One、MetroPCS、Midwest Wireless、およびU.S. Cellular、中国の中国聯合通信(チャイナ・ユニコム)、日本のKDDI、韓国のKTF、タイのHutch、オーストラリアのTelstra、ブラジルのVIVO、およびチリ、コロンビア、エクアドル、ガテマラ、パナマとペルーのBellSouth、ペルーのTelefonica Moviles、アルゼンチンのMovicom、ベネズエラのTelcelとMovilnet、プエルトリコのVerizon International、ドミニカのVerizon、プエルトリコのVerizon Wireless、イスラエルのPelephone、ルーマニアのZappなど多数の無線通信事業者が商用ワイヤレス・データ・サービスで成功を収めています。

別紙資料はこちら

■株式会社ACCESS及びNetFrontについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の275機種、1億1500万台以上に搭載されており、(2003年1月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFront及びCompact NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • 「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

別紙資料:

NetFront®for BREWは、初のBREW2.0、BREW2.1プラットフォーム対応のWAP2.0準拠ブラウザです
NetFront for BREWは、CSSモバイルプロファイルを含むCSS1(カスケーディング・スタイルシート)とCSS2等、先端機能もサポートしています
NetFront for BREWは、高度な機能のモバイルウエブサイトを閲覧できるXHTMLモバイルプロファイル、DynamicHTMLに対応しています
NetFront for BREWは、Macromedia Flash 5.0/6.0や RealAudio Helix DNA のようなマルチメディアテクノロジーをもサポート可能です
Smart-Fit Rendering
インターネット上のさまざまなサイトを携帯電話、PDAなどの画面サイズにあわせて見やすく再レイアウト、横スクロール・バーの操作が不要です。