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プレスリリース

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2004.03.04

プリント

ACCESSとNTTコミュニケーションズ、ディジタルテレビ向けのインターネット機能を共同開発

― 「ディジタル家電によるインターネット利用」を共同で推進 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)とNTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 正誠、以下NTT Com)は、ディジタルテレビなどのディジタルAV機器を使って、誰でも簡単にホームページ閲覧や動画配信、ネットショッピングなどのインターネットサービスを利用できるシステムの開発を共同で進めていきます。

NTT Comは、新たに開発した端末認証方式を用いて、ディジタルテレビをネットに接続する際の複雑な初期設定や、ネットショッピングの際のID・パスワードの入力作業などを簡素化し、「誰でも・簡単に・安心して」ディジタルAV機器でインターネットを利用できるようにするための基盤システム「IAMS(Information Appliance Management System、情報端末マネジメントシステム)」を開発しました。
IAMSの概要については別紙参照>>

ACCESSは、NTT Comと協力して、ディジタルAV機器向けブラウザとして広く普及しているNetFront®ブラウザにIAMS対応機能を組み込みます。IAMSとNetFrontブラウザが連動することで、「誰でも・簡単・安心」が実現します。

今後両社は、開発した技術を「ディジタルAV機器を使ったネット利用普及のための汎用基盤」と位置付け、新たな市場の創造に向け、その普及促進を共同で進めていきます。NTT Comは家電メーカ各社に対して、IAMS対応ディジタル家電の開発を積極的に働きかけていきます。ACCESSは、家電メーカ各社に対してIAMS対応NetFrontの採用を積極的に働きかけていきます。また、両社は、ディジタルAV機器向けのコンテンツ開発およびコンテンツ開発環境の普及においても協力していきます。

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の267機種、1億800万台以上に搭載されており、(2003年10月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

■IAMS(情報端末マネジメントシステム)の概要

    <特徴>
  • NTT Comが新たに開発した端末認証方式を用いた、様々なディジタルAV機器でインターネット上の各種サービスを「誰でも、簡単 に、安心して」利用するための汎用基盤
  • パソコンの利用に抵抗感のあるユーザでも、通常の家電に近い感覚で、ホームページ閲覧や動画配信、ネットショッピングなどのインターネットサービスを利用することが可能
    <主な提供機能>
  • IDやパスワードを入力することなく、インターネット上の有料サービスを利用できます(端末認証機能)
  • コンテンツやアプリケーションの利用料金を、プロバイダの接続料金に含めて支払うことができます(ビリング機能)
  • インターネットに接続する際の、面倒な初期設定作業を自動的に行うことができます(端末自動初期設定機能)
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