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プレスリリース

プレスリリース
2003.09.29

プリント

ACCESS、チャイナ・テレコム及びチャイナ・ネットコム向け中国版PHS端末にブラウザとマルチメディア・メッセージングソフトを提供

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、UTStarcom社製 PAS(Personal Access System-日本でのPHSとほぼ同様の地域限定型移動体通信システム)端末シリーズに同社情報家電向けインターネットブラウザ「NetFront® v3.0」及びマルチメディア・メッセージングソフトを提供したことを発表致します。当該端末シリーズは中国大手の固定通信事業者チャイナ・テレコム及びチャイナ・ネットコムのPASネットワークサービス「Little Smart」向けとして近日発売予定です。

UTStarcom社は、中国PAS技術のリーダー企業と位置付けらてれおり、加入者数2500万人と急速に成長しているLittle Smartサービスの普及に貢献しています。現在中国PAS端末市場におけるUTStarcom社のシェアは実に70%に上っています。

UTStarcom(China)Ltd.のCEO、Ying Wu氏は、
「ACCESS社のワイヤレスデータサービス技術は業界でも屈指です。ACCESS社の実績のある技術が、一般の方でも購入ができる価格帯で好評な当社のPAS端末に搭載されることにより、当社端末のユーザーはよりリッチなワイヤレスインターネット環境を楽しむことができると確信しています。」

株式会社ACCESS 代表取締役社長 兼CEO、荒川 亨は、
「UTStarcom社は世界のIT企業の中でもトップ10に入る企業で、中国のPASネットワーク向け端末市場におけるシェアNo.1企業です。そのようなUTStarcom社と協業できることを大変嬉しく思うとともに、私どもの技術がUTStarcom社の端末の使いやすさや機能性を高め、PAS市場におけるより一層の成功の一助になることと確信しています。」と述べています。

■UTStarcom社について
1991年に米カリフォルニアのアラメダにて創業したUTStarcom, Inc.(NASDAQ:UTSI)は、無線及び固定通信、またIPスウィッチングソリューションの国際的リーディング企業です。UTStarcomのソリューションを利用することにより、無線及び固定通信事業者は、コストを効果的に生かすため既存のインフラを最大限に活用した音声、データ通信、及びインターネット接続サービスの提供が可能となります。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront®」は、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、PDA、ワープロ、カーナビ、ウェブ電話、専用端末などを中心に、国内外の主要メーカー多数に採用されています。また、小型情報機器向けのマイクロブラウザ「Compact NetFront®」は、NTTドコモのiモード向け端末などを出荷しているメーカー多数に採用されています。現在、80以上の主要メーカーから253機種、約9880万台のNetFront、Compact NetFront搭載製品が出荷されています。(2003年8月末現在)
なお、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFront及びCompact NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • 「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。