創業以来、ACCESSには個人の選択を尊重し、応援する風土があります。 2017年に課長職で育休を取得し、現在は部長として活躍する山本さん。 復帰後に昇進を果たした彼の実績は、「休んでもキャリアは止まらない」ことを物語っています。ACCESSのワークライフバランス推進の実際を、当時のインタビューからご紹介します。
- 山本 竜哉
- 品質管理部 部長
Q1当時の仕事内容は?
品質管理課は、できあがったソフトウェアのテスト等の品質保証活動や開発プロセスの改善を行う部門。ユーザーの方々に安心して製品を使っていただくための役割を担っています。社内では常に、同時進行でさまざまな案件が動いています。私は、それらを課のメンバーに割り振ったり、実際にテストを行うテスターさんを管理したりしていました。自分でも案件を持っていましたし、課のメンバーの指導やサポートも常に行っていました。一方では開発部門などと連携しながら、社内の品質保証の仕組みづくりにも携わっていました。
Q2育休の期間はどのくらい?
ほぼ2ヵ月です。ACCESSはもともと産休・育休を取得する女性が非常に多く、社内規定では1年以上休むこともできます。私の場合は、妻と相談して休業期間を決めました。

Q3休む前は、どんな準備をした?
まず自分の業務を洗い出して、1つひとつ、課のメンバーに引き継ぐこと。2ヵ月くらい前から準備に入って、1ヵ月ほど前からは、新しい案件は自分で受けないようにしました。それと、私の直前にまさに育休に入ろうとしていた男性社員や、同じ課で育休を取得したことのある女性に「どんな準備をしたか」話を聞いて参考にしました。
Q4 育休中、なにをしていた?
炊事、掃除、洗濯、買い物、ごみ出し、家事全般です。出産後は一定の期間、安静にしていなければならないですし、私自身も妻に身体を休めてほしかったので。夜の授乳後に泣いて寝ない子どもを妻と交替であやして、睡眠時間が思うように取れなかったことがいちばんの苦労でした(笑)。

Q5育休中、会社から連絡はなかった?
チャットで課のメンバーから連絡が入って、判断を仰がれたことが2〜3度あったくらい。ほとんど連絡がなく育休に専念できました。品質管理課は、私を含めて社員が9名と、派遣のテスターさん20名ほどの組織です。実は一時、女性2人と私の育休が重なって、社員3名が不在の状況でした。そのため業務の効率化を図るなど、組織体制を整えることで、残るメンバーの負担を減らせるように努めました。みんなにもうまくやってもらえて感謝しています。
Q6自身で育休を経験して、あらためて思うことは?
最初、私は「本当に2ヵ月も仕事に穴を開けて大丈夫か」不安でした。だからこそ長期休暇を取るときに、「すぐに仕事を引き継げる体制づくり」を推進したいと考えました。たとえば普段から資料を残しながら仕事して、それを参照すれば誰にでもバトンタッチできるような。品質管理課はそもそも開発プロセスなどを改善していく部署でもあるので、そうした取り組みを全社に発信していきたいです。
Q7ワークライフバランス推進の取り組み、他には?
全社的な残業時間削減や、有給休暇取得の推進。フレックス勤務を導入していること。またACCESSでは、当時からすでに、週の何日か出勤して、ほかの日は在宅勤務している社員が何人もいました。それから品質管理課では、長崎に在住しながら仕事をしている社員もいます。彼女はもともと東京本社で勤務していましたが、家族の介護でUターン。一度退職しましたが、本人の希望もあって復職しています。
ACCESSは社員の「こうしたい」に耳を傾ける、柔軟な会社だと思います。年1回、別の部署に異動を希望する人は、部門の本部長に直接言える制度もありますし。休みを取ることに関してもそうです。これは、私が入社した2005年以前からずっと根付いている風土ですね。