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プレスリリース

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2014.03.06

プリント

ACCESS、「TV Connect」において、 コンテンツ配信とマルチスクリーン向けの最新ソリューションを展示

― Alcatel – Lucentをはじめとするパートナー企業ブースにて、DLNAのCVP – 2や、CDN、HTML5ブラウザの活用事例も披露 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏伸哉、以下ACCESS)は、2014年3月18日(火)~20日(木)に、世界中の放送関連企業が一堂に会する大規模展示会「TV Connect」(英国・ロンドン)に出展いたします。

今回ACCESSは、放送事業者やコンテンツ配信事業者が、ホームネットワークやクラウドを活用して、家電や車載機器上で、本格的なマルチスクリーンサービスを可能とする幅広いソリューションを披露します。ACCESSブース(ブース番号:93)では、PayTVやVoD(Video on Demand)、ライブ放送などのプレミアムコンテンツ(有料)の配信に不可欠な、高品質のセキュリティを可能とするソリューションのデモを予定しています。

    また、事業者によるACCESSソリューションの活用事例もご覧いただけます。例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)※1機能を実装して、TVやセットトップボックス(STB)、スマートフォンやタブレット端末とHTML5に準拠したWebKitベースのブラウザを組み合わせることで、次のような機能を実現しています。
  • スマートフォンを活用して、TVを視聴する際のリモートコントロールを実現
  • スマートフォンやタブレットにより屋内外で、家庭で録画したTV番組などのコンテンツを視聴
  • スマートフォン内の動画を家庭のテレビスクリーン上で再生
  • 第2のTVとしてスマートフォンやタブレットを活用し、家庭用Wi-Fiを通じてTV番組を再生

ACCESSは世界各国の主要な放送・通信機器関連メーカに、上記の主要製品をはじめとする幅広いソリューションを提供しています。「TV Connect」では、実際の活用事例を以下のパートナー企業のブースにてご覧いただけます。

    ■パートナー企業のブースと概要(アルファベット順)
  • Accedo(本社:スウェーデン)ブース:139
    Accedoは、TV向けアプリケーションを世界各国の放送事業者に提供しています。同社のブースでは、ACCESSの「NetFront® Browser NX」を 組み込んだAccedoのアプリケーション管理プラットフォーム「Application Sphere」のデモンストレーションを通じて、ユーザ向けに自社ブランドのアプリストアが提供できる様子をご覧いただけます。
  • Alcatel-Lucent(本社:フランス)ブース:Alcatel-Lucentミーティングルーム
    世界屈指の通信機器メーカであるAlcatel-Lucentは、同社の「Velocix」プラットフォームにACCESSの「NetFront® Living Connect」と「NetFront Browser NX」を 組み込むことで、DLNAに準拠したCDN(Content Delivery Network)を構築しています。同CDNは、コンテンツ配信に必要な最高品質のセキュリティとシームレスなユーザーインターフェース(UI)を、クラウドを通じて提供します。
  • Amino(本社:英国)ブース:105
    Aminoは、IPTVの機器やソリューションをグローバルに提供する企業です。ACCESSの「NetFront Living Connect」を組み込んだ同社のIPTV向けSTBを通じて、利用者がホームネットワークに格納されたコンテンツを楽しんだり、事業者が、TV 以外の端末上でマルチスクリーンUIを活用しつつブランドを保護する方法をご覧いただけます。
  • Anvia(本社:フィンランド)ブース:ACCESSブース内
    Anviaは、北欧を中心にハードウェアからソフトウェア、サービスまで幅広いICTソリューションを提供しています。同社は、ACCESSの「NetFront® Browser NX Browser 3.0」と「NetFront Living Connect」を組み込んだAnviaのHD画質のハイブリッド型STBを通じて、ネットワークに接続されたあらゆる端末間が相互運用可能な環境を提供します。
  • AppCarousel(本社:米国)ブース:ACCESSブース内
    AppCarouselは、アプリケーションやマルチスクリーンコンテンツの収益化をサポートする企業です。同社のアプリストアには「NetFront Browser NX」が組み込まれており、HTML5ベースのアプリや動画、音楽といった様々なリッチコンテンツを高速でブラウジングすることが可能です。両社ソリューションの融合により、コンテンツの収益化に不可欠な、あらゆる端末間でのシームレスなマルチスクリーン体験と高度な分析を実現します。
  • Novabase Digital TV(本社:ポルトガル)ブース:ACCESSブース内
    Novabase Digital TVは、ポルトガルを中心にICTソリューションを提供する企業です。同社のブースでは、「NetFront Living Connect」と「NetFront Browser NX」を組み込むことでスムーズな接続環境を実現した、ドングルタイプのストリーミング用スティックなどの新製品をご覧いただけます。
  • Verimatrix(本社:米国)ブース:149
    Verimatrixは、グローバル市場向けに、デジタルTVサービスのセキュリティ向上と収益化ソリューションを提供しています。同社は、「NetFront Living Connect」により、STBとモバイル端末間の接続に、コンテンツ事業者が求める高いセキュリティ要求を確保したVerimatrixの「VCAS(Video Content Authority System)」を展示します。ACCESSとVerimatrixは、事業者がDLNA準拠のソリューションを活用することで、いかにして安全性の高いコンテンツ共有を実現できるかについて解説した白書「Securing Video Services in the Home Network」も共同で発行しています。
  • Vestel(本社:トルコ)ブース:108
    Vestelは、トルコ最大の情報家電機器のOEM/ODMです。同社のブースでは、「NetFront Living Connect」を実装して、PVR(Private Video Recorder)※2やモバイル端末などのマルチスクリーンで家庭内と同様のTV環境を楽しむ方法をデモンストレーションします。
  • Zenterio(本社:スウェーデン)ブース:91
    Zenterioは、スウェーデンの大手IT・通信会社です。同社は、ACCESSの「NetFront Living Connect」と「NetFront Browser NX」が実装されたOSを使い、あらゆるプラットフォーム上で実現する強固なセキュリティと高速ブラウジングをデモンストレーションします。
    ■マルチスクリーンサービス向けソリューション
    ACCESSはこのたび、幅広い放送・通信機器向けラインナップの中から、マルチスクリーンサービスの収益化を実現する以下のソリューション群を展示します。
  • 「NetFront Browser NX」
    展示会では、世界有数のSTBやTV向けチップセットに実装された、業界最高水準のHTML5パフォーマンスと省メモリ性、リファレンス・デザイン・キット(RDK)などをご覧いただけます。
  • 「NetFront Living Connect」
    コンテンツ事業者や家電機器メーカが、消費者向けに、あらゆる場所からシンプルかつ強固なシステムを通じて、動画や音楽、TV番組を共有できる環境を実現するマルチスクリーンソリューションです。最先端のセキュリティを備え、かつ最新仕様のDLNA Commercial Video Profile-2(CVP-2)※3に準拠したDLNA Technology Componentで、STBやTV、タブレット端末、携帯電話、車載機器やナビゲーションシステム向けに有料/無料のコンテンツを配信している事業者にとって最適な性能を備えています。
  • 「CDN」
    HTML5などのDLNA規格を活用したクラウドベースのコンテンツ共有をサポートし、シームレスに統合されたTV視聴環境を提供します。
  • 「ACCESSMyTV」
    個人でウェブビデオチャンネルを開設してFacebookやTwitterなどのソーシャルネットワーキングサービスでコンテンツを友達や家族とシェアできる、IP主体のOTT※4ソリューションです。

ACCESS 最高ビジネス開拓責任者(CBDO)兼 ACCESS Europe 会長 大石清恭は、
「ACCESSは、今回の『TV Connect』において、放送事業者やコンテンツ配信事業者が収益性を備えた最新の次世代TVサービスを提供するために最適な、DLNA Technology Componentソリューション、ならびにHTML5ソリューションを披露します。近年では、セキュリティ品質の高いコンテンツ共有ソリューションの需要が特に高まっています。ACCESSは、ホームネットワークとクラウドの双方を通じたコンテンツ配信を、新たにCVP-2のガイドラインに準拠させることで、これらの需要に応えます」と述べています。

  1. Digital Living Network Alliance(略称DLNA)は、家電、モバイル、 およびパーソナルコンピュータ産業における異メーカ間の機器の相互接続を容易にするために 2003年6月に結成された業界団体です。
  2. Private Video Recorder(略称PVR)は、テレビ番組などの放送コンテンツをハードディスクにデジタル形式で記録するビデオレコーダーです。
  3. Commercial Video Profile-2(略称CVP-2)は、DLNAの「Device Profile」カテゴリのうち、サービスプロバイダやコンテンツ配信事業者がDLNAネットワーク上で商業コンテンツの配信を行うためのDLNAガイドラインの一つ。商業コンテンツの要件は国によって異なるため、CVPは複数存在します。
  4. OTTは、Over The Topの略で、ブロードバンドインターネットに直接STBを接続し、パソコン無しで利用するサービスの総称です。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

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