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プレスリリース

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2013.10.31

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ACCESS、米国Kinvey社のBaaSプラットフォームをベースに、法人向けBaaS事業を開始

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、米国の大手BaaS(Backend as a Service)プラットフォームベンダーである、Kinvey(本社:米国・マサチューセッツ州、CEO: Sravish Sridhar)と、同社の法人向けBaaSプラットフォームをベースとしたBaaSソリューションを、国内の企業向けに展開していくことで合意いたしました。

BaaSを導入することにより、企業は、高いセキュリティが求められるエンドユーザ向けモバイルアプリケーションの開発や市場投入に掛かる費用や時間を、大幅に削減することが可能になります。業務上で個人のスマートデバイスを活用するBYOD(Bring Your Own Device)への期待が高まる中、BYODを導入するには、企業は自社基幹システムを複数のモバイルOSへ対応させるという課題に直面しています。こうした波はBaaSへの市場ニーズを一層後押しするものと考えられています。ACCESSは、Kinveyの日本における初のパートナー企業として、同社と共に、立ち上がりつつある日本のBaaS市場を牽引してまいります。

この度の合意に基づき、KinveyはBaaSにおける技術およびリソースを提供します。BaaSを企業のモバイルアプリケーション開発環境の標準モデルとして確立するために、両社は共同で営業・マーケティング活動を展開していきます。販売は、日本国内に営業・開発拠点を擁するACCESSが行ってまいります。ACCESSは、Kinveyのプラットフォーム上に業務用のアプリケーションを構築し、BaaSソリューションとして、2014年春を目処に市場投入する予定です。

KinveyのBaaSプラットフォームは、米国の技術系ニュースサイトVentureBeatより開発者向けツールのトップ10に選ばれており、2012年だけでも数万人以上の開発者が導入しています。本BaaSプラットフォームは、同社Webより全世界の企業や開発者向けに提供されていますが、この度のACCESSとの提携を皮切りに、Kinveyはアジア市場の企業向けに本格的な営業・マーケティング活動を展開していきます。

ACCESSのモバイルアプリケーションは、世界中の大手通信事業者、メーカ、サービス事業者などに採用され、累計搭載台数10億台を超える情報家電に搭載されています。HTML5ベースのアプリケーションおよび自社開発のネイティブアプリケーションの両方を併せ持ち、iOS、Android、Windowsなど全ての主要OSに対応しています。現在、これらアプリケーションをクラウドと連携させたサービスとして、スマートフォン向け電子出版サービスやチャット/メールサービスなどを積極的に展開し、通信事業者や電子書籍事業者などに提供しています。スマートフォン向けサービスで培ったタッチ画面操作などの優れたユーザビリティ、クラウド技術、並びに高いセキュリティは、法人向けBaaSソリューションに生かせるものと考えています。

ACCESS CTO石黒邦宏は、
「スマートデバイスなどのモバイルアプリケーション実行環境を、既存サービスとの連携を確保しつつ、迅速に、経済的に立ち上げることは企業にとって、喫緊の課題です。こうした市場ニーズにいち早く対応するためにも、当社はBaaSにおける先駆的企業であるKinveyを採用いたしました。日本市場における企業の皆様が、スマートデバイスを導入した最先端の基幹業務サービスを迅速に実現できるように、Kinveyと共に、尽力してまいります」と述べています。

Kinvey CEO Sravish Sridhar氏は、
「モバイルアプリケーションおよびクラウドの両分野おける開発力、グローバルでのビジネス展開、アジアにおける顧客基盤を有するACCESSは、当社のアジア市場戦略において最適なパートナーです。ACCESSと共に、最先端のBaaSソリューションをお届けしてまいります」と述べています。

Kinveyの法人向けBaaSプラットフォームに関する詳細は、https://www.access-company.com/kinvey/overview.htmlよりご覧いただけます。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

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