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プレスリリース

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2004.10.13

プリント

ACCESS、「PalmSource Web Browser3.0」のコア技術としてNetFront®のブラウザエンジンを提供

~ 世界規模でNetFrontの技術が高く評価 ~

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨)はこの度、「NetFrontのブラウザエンジン」がPalmSource社のPalmOS® Cobalt向け最新のPalmSource WebBrowser3.0のコアテクノロジーに採用されたことをお知らせいたします。ACCESSはPalmSource社とNetFrontのコアテクノロジーに関して、既存のPalmOS Garnetに提供する契約に加えて新たに複数年契約を結んだことになります。

NetFrontは、インターネット上のさまざまなサイトを画面サイズの横幅にあわせて見やすく忠実に再レイアウトするSmart-Fit Rendering、Webページのコンテンツをダウンロードしながら、同時に段階的に表示することで、モバイル機器によるウェブ閲覧時のサイト表示を高速化するRapid-Renderなど様々な最新のレンダリング技術を有しています。
さらに、HTML4.01、XHTMLモバイルプロファイル、C-HTMLといったW3Cの最新仕様に準拠。幅広いマルチメディアプラグインへの対応、マルチウィンドウブラウジング、ドラッグスクロール機能、オフラインブラウジングなど、ハイエンドな携帯端末向けの次世代機能も充実しています。

この度、NetFrontのブラウザエンジンを「PalmSource WebBrowser3.0」に提供した事で、これら最新のブラウジングテクノロジーがPalmOS Cobaltベースの端末で利用する事が可能となります。

PalmSource社の商品企画部部長のラリー・スロットニック氏は
以下のように述べています。「NetFrontのブラウザ技術はPalmOS Garnetの成功に貢献しました。そして我々はACCESSとPalmOS Cobalt用最新ブラウザについても協業を決めました。ACCESSとのパートナーシップを広げることで、PalmSource社は、最新モバイルインターネットブラウジング技術を我々の標準プラットフォームウェブブラウザに採用でき、PalmOS関連の新製品のリリースも加速するでしょう。」

ACCESSの社長兼CEO荒川 亨は
「NetFrontブラウザエンジンをPalmSource Web Browser3.0のコアテクノロジーに採用したPalmSource社の決定が、ACCESSの高い技術力の証明になると確信しています。ACCESSはこの度の、PalmOS端末ユーザーの皆様に、新レベルでのインターネットブラウジングの可能性を提供する事になるPalmSource社との協業に期待しています。」と述べています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモによる携帯インターネットサービス iモードに対応した携帯電話など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の293機種、1億3900万台以上に搭載(2004年7月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • 「iモード」はNTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。