株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立 直樹、以下凸版印刷)は、このたび株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA900iシリーズに向けて、ニュースコンテンツ・ビューワ「MX NewsViewer」を共同開発しました。
高速通信・パケット料定額サービスなどのインフラ実現により、アプリを使った「3G携帯専用ニュース配信」という新たな市場が確立されつつあります。
この度の「MX NewsViewer」は、写真を含むコンテンツデータを一括ダウンロードすることで操作性を向上させるなど、低コストで高速なデータ通信が可能な3G携帯電話の機能を活かしたニュースコンテンツ専用のビューワです。
すでにKDDI株式会社の第三世代携帯電話「CDMA 1X WIN」※1向けサービスとして、株式会社読売新聞東京本社の「NEXT読売」、株式会社毎日新聞社の「毎日新聞PLUS」で、それぞれのコンテンツ用にカスタマイズして利用されていますが、兼ねてから要望の多かったFOMA900iシリーズへの対応を今回実現しました。FOMA900iシリーズ対応版「MX NewsViewer」は、9月6日よりFOMA900i対応サービスを開始する「NEXT読売」から実際のコンテンツ配信に利用されます。
■FOMA900iシリーズ向け「MX NewsViewer」の入手方法
「メニューリスト」→「ニュース/天気/情報」→「読売・報知・巨人」から入手できます(9月6日より)。
■今後の展開
今後、ACCESSと凸版印刷は、他キャリアも含めて、加速している携帯電話のブロードバンド化や高機能化に対応したコンテンツの開発を、基本仕様レベルから共同で行うとともに、Java™に代わるアプリケーション・プラットフォームとして注目されているBREW™に対応するビューワもまもなくリリース予定です。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモによる携帯インターネットサービス iモードに対応した携帯電話など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の280機種、1億2600万台以上に搭載(2004年4月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。