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プレスリリース

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2004.08.12

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ACCESSとビーマップ、無線LAN、非接触ICカード及び近距離通信分野で業務提携に合意

株式会社ACCESS(以下、「ACCESS」)と株式会社ビーマップ(以下、「ビーマップ」)とは、無線LAN、非接触ICカード及び近距離通信分野において、両社の製品および技術に関して業務提携を行っていくことに合意したことを発表いたします。

両社は、モバイルネットワークに対応した技術開発で、それぞれ得意とする分野において積極的に取り組んでまいりました。ACCESSは携帯電話、家電等、多種多様の端末へブラウザを提供して参りました。また、ビーマップは、鉄道事業者、通信事業者、新聞社等 社会インフラを提供する事業会社へサービスを提供して参りました。両社は今後、携帯電話、情報家電が社会のインフラとして利用されるなかで必要とされる、無線LAN、非接触ICカード及び近距離無線分野の技術に関して、提携していく合意書を交わしました。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS(Beijing)Co.,Ltd.、カリフォルニア州フリーモントにUS支店を有し、韓国や台湾、フランス、イタリア、イギリスにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront®」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の280機種、1億2600万台以上に搭載されており、(2004年4月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

■株式会社 ビーマップについて
ビーマップは、モバイル分野において、コンテンツを提供するうえで必要となるインフラ開発をおこなっております。JP東日本企画向けに「JRトラベルナビゲータ」、NTTドコモへのPHS向け位置情報システム「いまどこサービス」の一部開発、携帯電話・無線LAN向け位置情報システムの提供。通信事業会社向けカメラ付き携帯電話向け、静止画、動画送信システムの提供。NTT-BP「無線LAN倶楽部」に対して無線LAN向けコンテンツ配信システム「Air Compass」の提供。日本通信との協業により、HP向けPDAに対してナビゲーションソフト「b-walker」を提供。ネットワークカメラで撮った映像をパソコンや携帯電話で映像を閲覧できるように変換・保管・配信するASPサービス「モニタリング倶楽部」の提供を行っております。尚、ビーマップは2002年1月30日に大阪証券取引所 ヘラクレス市場に株式公開しております。

■両社製品のコラボレート効果
ACCESSは携帯電話、情報家電等、多種多様の端末を得意分野とし、ビーマップは、鉄道事業者、通信事業者、新聞社等 社会インフラを提供する事業会社を顧客としております。今後、携帯電話、情報家電等が社会インフラになっていく中で、シームレスなサービスが、社会インフラで求められます。両社は、その中でも、無線LAN、非接触ICカード等の近距離通信分野で共同の製品企画・開発・営業活動を通して、顧客、社会のニーズに応えたいと考えております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • 「i-mode」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。