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プレスリリース

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2004.02.25

プリント

ACCESSとNokia、3G(第3世代)マルチメディア携帯電話向けブラウザに関して連携

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)はこのたび、Nokiaと連携して、W-CDMA※1に最適化したNokia Series 60プラットフォーム向けACCESS製ブラウザ「NetFront®」のデモバージョンを開発したことを発表いたします。

幅広いプラグインソフトをサポートしていることで、NetFrontはRealNetworks社の各種メディアやMPEG4ムービー、音楽やSMIL※2コンテンツなどのダウンロードや再生をすることが可能です。また、NetFrontはSeries 60プラットフォーム向けに様々な新しいレンダリング機能を搭載しています。代表的な機能としては、一般のWebページの横幅をモバイル機器の画面サイズに自動調節して閲覧に最適なレイアウトにするSmart-Fit Rendering®?機能や、モバイル機器でのWebページ閲覧に際し、Webページの表現を高速化する最新機能であるRapid-Render®があげられます。加えて、NetFrontはW3CやOMAの最新仕様に準拠しています。

NokiaのTerminal Platform Sales部門のDirectorであるJukka Riivari氏は次のように述べています。
「現在インターネットで一般的になっているメディアフォーマットは、スマートフォンユーザーが欲している快適でリッチなコンテンツ環境の実現には欠かせないものです。NetFrontの先進的なインターネットモジュール群は、Series 60のライセンシーに対し、彼らが模索している多様なメディアへの対応や新しい世代のモバイルインターネット環境の実現を円滑にすると同時に、Series 60プラットフォーム向けアプリケーション開発を簡素化します。」

株式会社ACCESS 代表取締役社長 兼 CEO、荒川 亨は次のように述べています。
「私どものブラウザは、幅広くインターネットの仕様に準拠していることで、様々なメディアの一元化を具現化します。Nokia社と連携し、最も先進的なモバイルインターネット環境を提供できることを大変嬉しく思います。」

  1. Wideband Code Division Multiple Access:
    NTTドコモなどが開発した第3世代携帯電話の通信方式。高速のデータ送信が可能なので、動画・音声によるリアルタイムな通信をすることができる。
  2. Synchronized Multimedia Integration Language:
    動画、静止画、音声、テキストなど様々な形式のデータの再生を制御して同期させるXMLで記述されている言語。

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の267機種、1億800万台以上に搭載されており、(2003年10月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です
  • 「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。