Press Release 2003.06.17 アクセルとACCESS、組込み機器における高度画像処理分野で協業 株式会社アクセル(以下、「アクセル」)と株式会社ACCESS(以下、「ACCESS」)は、組込み機器における高度画像処理分野において、両社の製品および技術に関して協力してマーケティングおよび販売活動を進めていく事に合意しましたので、お知らせいたします。 両社はこの度、アクセルの製品である組込み機器向け高性能グラフィックスLSI「AX51901」のインターネット・ブラウザとしてACCESSの製品である「NetFront®」を使用することについて合意し評価ボードへの移殖を完了しました。 今後、通常のWeb閲覧にとどまらず、高度な画像処理を必要とするインターネット機器に向けて、共同でソリューションを提供していきます。 ■両社製品の内容
■両社製品のコラボレート効果 アクセルの組込み機器向け高性能LSI「AX51901」を使用することにより、CPUに負荷をかけることなく美麗で多彩な画像表現が可能となりました。このためCPUパワーをWebブラウジングやその他の処理に振り向けることが可能となりました。今後は「AX51901」の高度な画像処理機能を活用して、NetFrontでSMIL・SVGといった表現豊かなコンテンツ閲覧を快適に表示していくことが可能となります。 なお、平成15年7月9日から開催されるESEC(組込みシステム開発技術展)のACCESSのブースにおいてアクセルの「AX51901」を搭載したデモンストレーション・セットが展示されます。 詳細につきましてはこちらをご覧ください。>> ■両社の概要 【株式会社アクセルについて】 アクセルは、グラフィックスLSIおよびサウンドLSIの開発、販売を主たる業務とする研究開発型のファブレス半導体メーカであり、豊富な設計実績と優れた設計力を持つ技術スタッフによる高い製品開発力を活かして独創的で高機能なLSIを製造、販売しています。 さらに、製品自体の高機能化によりボードレベルでの大幅なコストの低廉化を実現しながら、ユーザの開発環境の充実にも注力して研究開発を行っております。 なお、アクセルは、2002年12月18日にJASDAQ市場に株式を公開しています。 【株式会社ACCESSについて】 ACCESSは、情報家電向け組込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America , Inc.、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH 、また中国・北京に中国子会社、ACCESS China Inc.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。 なお、ACCESSは、2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開しています。 *株式会社アクセルのロゴマークは、株式会社アクセルの日本における登録商標です。 *Net Frontは、株式会社ACCESSの日本における登録商標です。 *その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。 |